「ラーメン屋をやるなら、とにかく濃くてインパクトのある一杯を作れ」——実はこれ、開業前に知り合いの飲食店仲間から言われた言葉です。ところが津田沼で20年間、居酒屋・バー・カフェ・ハンバーグ屋とさまざまな業態を渡り歩いてきた私・柳田には、どうしても引っかかるものがありました。
実は飲食業界の調査によると、ラーメン業態における「あっさり系」の需要は近年じわじわと伸びていて、特に30〜40代以降の層では「こってり系より食後に体が楽」という声が増えています。それなのに、津田沼周辺でしっかりとした「あっさりらーめん」を出す店がなかなかない。そこに気づいたとき、自分がやるべき方向性が見えた気がしました。
とはいえ、最初からうまくいったわけでは全くありません。今回は、私の失敗談も包み隠さずお伝えしながら、「らーめん和田屋」がなぜ津田沼の地元民に愛されるようになったのかをお話しさせてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 津田沼で美味しいラーメン屋を探している方
- ✅ 一人でも気軽に入れるラーメン店を知りたい方
- ✅ あっさりした口当たりのラーメンが好きな方
- ✅ 仕事帰りやお酒の後にちょうどいい〆の一杯を求めている方
- ✅ 昆布水つけ麺など話題のメニューを食べてみたい方

「これじゃ誰にも刺さらない」——開業直後の大きな失敗
らーめん和田屋を開いたのは今から2年前。それまでの飲食経験を活かして「あっさり鶏清湯らーめん」を看板にしよう、と決めたまでは良かったのですが、最初に作ったスープは正直言って「薄くてぼんやりしている」と言われる代物でした。
居酒屋やカフェでは食事をあくまで「脇役」として出していたので、一杯のラーメンにすべての力を注ぎ込む感覚が最初はわからなかったんです。鶏ガラを炊いても、なんとなくクリアなスープになるだけで、「これが食べたくてまた来たい」と思わせる深みが出せない。試作を重ねること数ヶ月、食べてもらったスタッフや常連候補の知人たちからも「悪くはないけど……」という歯切れの悪いコメントが続きました。
転機になったのは、鶏の部位の組み合わせを根本から見直したことと、醤油ダレの配合を大幅に変えたことです。鶏清湯というジャンルは、雑味なく透き通ったスープでありながら、しっかりと旨みの輪郭が立っていないといけない。その両立の難しさを身をもって知りました。失敗した数ヶ月があったからこそ、今のスープが生まれたと思っています。
早川製麺所との出会いが、一杯の完成度を引き上げた
スープの方向性が固まったあと、次に悩んだのが「麺」でした。どれだけスープにこだわっても、麺が合っていなければ台無しになる——これも実際に何種類も試して痛感したことです。
そこで出会ったのが、早川製麺所さん。打ち合わせを重ねて共同開発したオリジナル特注麺は、全粒粉を配合することで小麦本来の豊かな香りが際立つ仕上がりになっています。鶏清湯のあっさりしたスープと合わせたとき、麺の香りがスープの旨みをぐっと引き立てる。この組み合わせを初めて試食したとき、「これだ」と声に出してしまいました。
特に「極み昆布水つけ麺」では、5種の昆布を使った昆布水に麺を浸して提供しています。昆布の上品な旨みをまとった麺をつけ汁に絡める、この食べ方は津田沼ではなかなか体験できないもの。「他では食べられないクオリティ」とおっしゃっていただけるようになったのは、麺とスープ・つけ汁のバランスにとことん向き合った結果です。
✓ ここまでのポイント
- 開業直後はスープの深みが出せず、数ヶ月の試行錯誤を経て鶏清湯の完成度を高めた
- 早川製麺所と共同開発した全粒粉入り特注麺が、スープの旨みをさらに引き立てている
- 5種の昆布を使った「極み昆布水つけ麺」は津田沼でなかなか味わえない一杯
津田沼の地元民が「通いたくなる」理由
JR津田沼駅北口から徒歩3分。この立地が持つ意味は、20年間この街で働いてきた私にはよくわかっています。北口の歓楽街は、仕事終わりにサクッと立ち寄れる店が求められている場所。だから営業時間も月曜から日曜まで、ランチは11時30分から、夜は23時30分まで対応しています。
「飲んだ後の〆に来た」という方が本当に多くて、そういうお客さんにこそ、重くなりすぎないあっさりした一杯が刺さる。逆に「ラーメンだけじゃなく軽く飲みたい」という方にも、ちょい飲みスタイルで楽しんでいただけるようにしています。一人で来ても気まずくない雰囲気づくりは、開業当初から意識してきた部分です。
鯖まぜそばは、そんな幅広いニーズに応えるために生まれたメニューのひとつ。ラーメンとはまた違う風味の豊かさがあって、「クセになって何度も来ている」という声をよくいただきます。千葉ロッテマリーンズを応援するファンの方が試合帰りに立ち寄ってくださることも多く、ロッテファン同士が自然に会話を始める場面も珍しくありません。
「津田沼でラーメン食べるならここに来るようになった」
30代・男性
「一人でも入りやすくて通いやすい」
20代・女性
学生からサラリーマンまで、幅広く迎えられる価格と雰囲気
津田沼は大学や専門学校が近くにある街でもあるので、学生のお客さんも本当に多い。1000円台からしっかり満足できる一杯を出すことは、開業前から変えないと決めていたことのひとつです。「学生でも満足できるボリュームと価格」という声はやっぱり嬉しいですね。
また、女性の一人来店も増えています。清潔感のある店内で、カウンター席でもゆったりと過ごせる空間を意識して整えています。20席という規模感がちょうど良くて、混みすぎず、かといって閑散としているわけでもない。「行きつけの店を見つけた」と感じてもらえる距離感を大切にしています。
祝日は11時30分から営業しており、第一日曜日はメンテナンスのため20時閉店(ラストオーダー19時30分)となっています。太麺のまぜそば・つけ麺・揚げ物類は22時30分ラストオーダーですので、遅い時間にお越しの際はご参考にしてください。目の前にコインパーキングもあるので、車での来店も問題ありません。
まとめ:失敗があったから、今のらーめん和田屋がある
津田沼で20年間、いろんな飲食店を経験してきた私が最終的にたどり着いたのが、この「あっさり鶏清湯らーめん」でした。開業直後の失敗も、麺選びの迷走も、全部今の一杯に繋がっています。千葉テレビにも取り上げていただき、プロ野球選手にも足を運んでいただけるようになったのは、諦めずにスープと向き合い続けたからだと思っています。
「津田沼に来たら和田屋に寄る」——そう言ってもらえる店であり続けることが、私の目標です。まだ来たことがない方も、久しぶりに足を向けてみようかなという方も、ぜひ一度のれんをくぐってみてください。お腹を空かせてお越しいただければ、精一杯の一杯でお迎えします。
どんなメニューがあるか気になった方は、まずメニューをチェックしてみてください。津田沼駅北口からのアクセスは店舗までのルートからご確認いただけます。スタッフ一同、お待ちしております。


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