実は、ラーメン専門店のオーナーが「それ以前に4業態以上の飲食店を経験している」というケースは、業界全体でも決して多くありません。多くの店主が一業態を深掘りするなかで、津田沼一筋20年のキャリアを持つ柳田さんは、居酒屋・バー・カフェ・ハンバーグ屋と渡り歩いたうえで、今この場所にたどり着きました。そのバックグラウンドが、らーめん和田屋という店の「ただのラーメン屋じゃない」雰囲気を生み出しています。
今回は、柳田さんの一日に密着しながら、津田沼でラーメン好きが集まる理由を探ってみました。
こんな方におすすめ
- ✅ 津田沼で本当においしいラーメンを探している方
- ✅ 一人でも気軽に入れるラーメン屋を知りたい方
- ✅ 昆布水つけ麺や鯖まぜそばなど話題のメニューが気になる方
- ✅ 仕事帰りにちょっと立ち寄れるお店を見つけたい方
- ✅ 店主のこだわりや人柄が感じられるお店に行きたい方

朝の仕込みから始まる、妥協なしのスープ作り
柳田さんの一日は、開店よりずっと前から始まっています。らーめん和田屋が看板に掲げる「鶏清湯(とりちんたん)らーめん」は、透き通った黄金色のスープが特徴。この澄み切った一杯を作るには、丁寧な火加減と時間が欠かせません。
「ぐらぐら沸かしちゃうと、どうしても濁りが出るんですよね。清湯ってそこが難しくて面白いところでもある」と柳田さんは語ります。居酒屋やカフェを経験してきたからこそ、スープのベースになる「だし」への理解が深い。津田沼では珍しいあっさり系の鶏清湯は、こうした積み重ねの末に生まれた一杯です。
仕込みのもう一つの主役は、早川製麺所との共同開発で作り上げたオリジナル特注麺。全粒粉入りで、小麦本来の豊かな香りが口に広がります。「麺屋さんと一緒に何度も試作を繰り返して、ようやく『これだ』ってなった麺なので、うちでしか食べられないものになってる自信はあります」。その言葉に、20年の経験がにじみます。
11時半のドアを開ける前に整える、「一人でも入りやすい」空間づくり
ランチ営業は11時30分スタート。開店直前に柳田さんが必ずやることがあります。カウンターを拭き、席の間隔を確認し、店内の空気を整えること。20席というコンパクトな空間だからこそ、清潔感と居心地の良さが直接お客さんに伝わると知っているから。
「うちって、一人で来る方がすごく多いんです。学生さんも、会社員の方も、女性の一人客も。そういう人たちが入りやすいかどうかって、メニューの前にまず空間で決まると思ってる」と柳田さん。津田沼駅北口から徒歩3分という立地を活かして、気軽にふらっと立ち寄れる雰囲気を意識して作っています。
ランチタイムは鶏清湯らーめんや特製醤油ラーメンを目当てに来るお客さんが多く、回転も早め。でも「早く食べて出ていってほしいわけじゃなくて、来た人それぞれのペースで過ごしてほしい」という姿勢が、リピーターを増やす理由の一つになっています。
✓ ここまでのポイント
- 鶏清湯スープは濁りを出さないよう丁寧に火加減を管理。あっさりながら深みのある味わいは、柳田さんの20年の経験が詰まっています。
- 早川製麺所と共同開発した全粒粉入り特注麺は、らーめん和田屋でしか食べられないオリジナル。
- 一人でも入りやすい空間づくりを意識しており、学生・会社員・女性客など幅広い層が通う理由になっています。
夕方の仕込み直し、そして看板メニュー「極み昆布水つけ麺」の世界
ランチが終わると、17時のディナー営業に向けて仕込みを整え直します。このタイミングで特に念入りに準備するのが「極み昆布水つけ麺」。5種類の昆布を使って作る昆布水は、麺をしっとりと包み、つけ汁に入れる前からすでに旨みが広がっているのが特徴です。
「昆布って、種類によって全然香りや味が違うんですよ。一種類じゃ出せない複雑さがあって、それを重ねていくのが面白い。つけ麺って、麺そのものを味わってほしいジャンルだから、昆布水にはこだわりたかった」と柳田さん。実際、千葉テレビでも取り上げられたこのメニューは、遠方からわざわざ食べに来るお客さんもいるほどの評判を得ています。
もう一つ外せないのが「鯖まぜそば」。鯖の旨みと濃厚なタレが太麺に絡む一杯で、一度食べるとクセになると口コミが続いています。なお、太麺のまぜそばとつけ麺は22時半がラストオーダーとなっているので、夜遅めに訪れる場合はご注意を。
「昆布水つけ麺が他では食べられないクオリティ」
30代・男性
「鯖ラーメンがクセになって何度も来ている」
20代・女性
夜の津田沼、「〆の一杯」を求めて人が集まる理由
夜の営業が進むにつれて、客層が変わってきます。仕事帰りの会社員、近くで飲んできた人たち、そしてロッテの試合を観た帰りのファンたち。津田沼駅北口の歓楽街という立地ならではの賑わいが生まれる時間帯です。
「飲んだあとに食べるラーメンって、こってりすぎると後悔するじゃないですか(笑)。うちのあっさり鶏清湯は、そういうときにちょうどいいって言ってもらえることが多くて。それは狙い通りでもあるんですよね」と柳田さん。居酒屋を経験してきたからこそ、お酒のあとの胃袋に何が合うかをよく知っている。
23時30分まで営業しているのも、津田沼で働く・飲む人たちへの配慮から。「遅くまで頑張ってる人たちが、帰り道にちょっと立ち寄れる場所でいたい」という言葉に、この店の根っこにある考え方が凝縮されています。ただし第一日曜日は19時30分がラストオーダー・20時閉店となるので、その点だけご確認ください。
まとめ:津田沼にこの店がある理由
開店準備から夜の営業まで、柳田さんの一日を追ってみると、らーめん和田屋が「ただのラーメン屋じゃない」と感じられる理由がよくわかります。20年分の経験を詰め込んだスープと麺、誰でも気軽に入れる空間、そして夜遅くまで灯り続ける看板。それが積み重なって、津田沼でラーメン好きが自然と集まる場所になっています。
まずはメニューをチェックして、気になる一杯を見つけてみてください。津田沼駅北口から徒歩3分、目の前にコインパーキングもありますので、車での来店も安心です。柳田さんと、あの一杯が待っています。
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はじめての方も迷わず来られるよう、地図はこちら → 店舗までのルート


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