ラーメン好きなら一度は目にしたことがある「鶏清湯(とりちんたん)」と「鶏白湯(とりぱいたん)」という言葉。見た目のスープの色から何となく違いはわかるけど、具体的に何が違うの?と聞かれると「うーん…」となる方も多いんじゃないでしょうか。
津田沼駅北口から徒歩3分、らーめん和田屋の柳田です。居酒屋・バー・カフェ・ハンバーグ屋と20年間津田沼の飲食シーンを渡り歩いてきた私が、今一番力を入れているのが「あっさり鶏清湯ラーメン」。だからこそ、この2つのスープの違いについてはきちんと語りたいと思い、この記事を書くことにしました。
こんな方におすすめ
- ✅ 鶏清湯と鶏白湯の違いをはっきり知りたい方
- ✅ あっさり系ラーメンが好きで、津田沼でおすすめの店を探している方
- ✅ ラーメンのスープについて深く知りたいラーメン好きの方
- ✅ こってりが苦手で、飲んだあとでも食べやすいラーメンを探している方
- ✅ 昆布水つけ麺など個性的なメニューに興味がある方

鶏清湯とは何ですか?
鶏清湯とは、鶏ガラや丸鶏などを沸騰させずにじっくり低温で煮出した、澄んだ透明感のあるスープのことです。「清湯」は中国語由来の言葉で「清らかな湯」を意味します。
製法のポイントは、とにかく「煮立てないこと」。火加減を丁寧にコントロールしながら、鶏の旨みと甘みをゆっくりと引き出していくのが清湯スープの基本です。強火でグラグラ炊いてしまうと、脂肪分やたんぱく質が乳化してスープが濁ってしまう。それを避けるために、清湯は職人の細かな火加減の調整が必要になります。
できあがったスープは、見た目は水のように透き通っているのに、口に含むと鶏の深い旨みがじんわり広がる。そのギャップが、清湯の最大の魅力だと私は思っています。「薄そうに見えるのになんでこんなに美味しいんだろう」という驚きを、ぜひ一度体験してほしいですね。
鶏白湯とは何が違うのですか?
鶏白湯は、鶏ガラや鶏肉を強火で長時間炊き続けることで、脂肪分が乳化して白濁した濃厚なスープです。清湯とは製法がまったく逆の方向性と言えます。
白湯スープは見た目からして違います。真っ白または乳白色のとろみのあるスープで、豚骨ラーメンに似た見た目をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。コクがあってクリーミー、濃厚な口あたりが特徴です。
一方で鶏清湯は、同じ鶏を使っていても仕上がりはまったく異なります。簡単にまとめると——
- 鶏清湯:低温・長時間で丁寧に引いた、透明感のあるあっさりスープ。上品な旨みが特徴。
- 鶏白湯:強火・長時間で炊き上げた、白濁した濃厚スープ。クリーミーなコクが特徴。
どちらが美味しいかという話ではなく、目指す味わいの方向性がまったく異なる、ということですね。ただ私自身は「津田沼に鶏清湯のちゃんとしたお店が少ない」という思いからこの路線を選びました。飲んだあとでも体に染みる、そういうスープを作りたかったんです。
✓ ここまでのポイント
- 鶏清湯は低温でじっくり煮出した澄んだスープ。火加減の繊細なコントロールが命。
- 鶏白湯は強火で長時間炊くことで白濁した濃厚スープ。同じ鶏でも製法がまったく異なる。
- どちらが上ではなく、目指す味の方向性が根本的に違う2種類のスープ。
なぜ津田沼では鶏清湯のお店が少ないのですか?
これ、よく聞かれます。率直に言うと、清湯スープは手間がかかるからだと思います。
白湯スープは強火で炊くので、ある意味「豪快」に仕込める部分があります。でも清湯は違う。ずっと火の前に立って温度を確認しながら、絶対に沸騰させない。スープが濁ったらやり直し。時間と集中力が必要で、仕込みの量をどんどん増やすというわけにもいかない。
でも、だからこそ面白いとも思っています。津田沼・習志野エリアは学生も会社員も多い賑やかな街ですが、「一杯食べてすっきりしたい」「こってりじゃなくてさっぱり食べたい」というニーズも確実にある。そこに応えられるお店として、20年間この街で働いてきた自分がやる意味があると思っています。
らーめん和田屋の鶏清湯ラーメン、何がこだわりなのですか?
当店の鶏清湯ラーメンにはいくつかこだわりがあります。
まずスープの素材と火入れ。鶏の旨みをしっかり引き出しながら、あくまでも「澄んでいること」にこだわっています。見た目がきれいなのは、それだけ丁寧に仕込んでいる証でもあります。
次に麺。当店では早川製麺所さんと共同開発したオリジナルの特注麺を使用しています。全粒粉入りで、小麦本来の豊かな香りが楽しめる麺です。あっさりしたスープだからこそ、麺の香りや食感が引き立つ。スープと麺のバランスを何度も試作して今の形に落ち着きました。
また、昆布水つけ麺では5種の昆布を使った「極み昆布水」に麺を浸けて食べるスタイルを採用。鶏清湯とはまた別の旨み成分である「昆布の旨み(グルタミン酸)」を麺にまとわせてから、つけ汁につけることで複雑な旨みの重なりを楽しめます。これは他の店ではなかなか食べられないと自信を持って言えます。
「昆布水つけ麺が他では食べられないクオリティ」
常連のお客様より
「飲んだ後にちょうどいい味でリピートしている」
30代・会社員のお客様より
清湯スープはどんな人に向いていますか?
一番わかりやすいのは、「こってり系が苦手な方」「お酒を飲んだあとに〆で食べたい方」です。あっさりしているので胃に優しく、飲んだあとでもするっと食べられます。津田沼北口のエリアは夜も活気があるので、仕事終わりに飲んで、その後にラーメン……という流れで来てくださるお客様が多いですね。
それから、女性のお一人様にも喜んでいただいています。「ラーメン屋って入りにくい」という声をよく聞くのですが、うちは20席のこじんまりとしたお店で、清潔感のある空間づくりを意識しています。カウンターもあるのでお一人でも気兼ねなく座れますし、実際に女性の一人来店も増えてきました。
学生さんにも来てほしいですね。客単価は1,000円〜なので、ランチにもディナーにも無理なく使えます。昼は11時30分から、夜は23時30分まで営業しているので、授業終わりでも仕事終わりでも対応できます(※太麺のまぜそばやつけ麺、揚げ物類は22時30分ラストオーダーになります)。
まとめ:鶏清湯を津田沼で食べるなら
鶏清湯と鶏白湯の一番の違いは「製法と目指す味わいの方向性」です。低温でじっくり澄んだスープが清湯、強火で乳化させた濃厚なスープが白湯。どちらも鶏を使っているけれど、まったく別のラーメン体験が待っています。
津田沼でなかなか出会えなかった本格あっさり鶏清湯ラーメンを、ぜひ一度試しに来てください。お昼のランチから夜遅くまで営業していますので、あなたの都合に合わせて気軽に立ち寄ってもらえると嬉しいです。駅から徒歩3分、目の前にコインパーキングもありますよ。
メニューの詳細はこちらからご確認いただけます。気になるメニューを見つけたら、ぜひ足を運んでみてください。お待ちしています。
👉 メニューをチェックする
👉 店舗までのルートを確認する


コメント