梅雨明けから夏にかけて、「サバ」の旨みって実はピークを迎えるってご存知でしたか?魚介系の食材は気温や季節によって脂の乗り方がガラッと変わる。そういう話を仕入れ業者さんとしていると、「やっぱりラーメンは生き物だな」と改めて実感します。
こんにちは、津田沼でらーめん和田屋を営んでいる柳田です。居酒屋・バー・カフェ・ハンバーグ屋と、津田沼一筋20年の飲食人生を歩んできた私が、今もっとも力を入れているのが「鯖まぜそば」です。
この記事では、鯖まぜそばをただ食べるだけでなく、魚介感を最大限に楽しむための3つのコツをお伝えします。「混ぜればいいんでしょ?」と思っている方、ちょっと待ってください。知っているのと知らないのでは、体験のクオリティがまるで違います。
こんな方におすすめ
- ✅ 鯖まぜそばを初めて食べてみたい方
- ✅ 魚介系ラーメンが好きで、より深く楽しみたい方
- ✅ 津田沼でリピートできるお気に入りの一杯を探している方
- ✅ まぜそばって何が違うの?と気になっている方
- ✅ 昼も夜も使えるコスパのいいラーメン店を探している方

そもそも「鯖まぜそば」ってどんな一杯?
まぜそばというジャンル自体、まだ「ラーメンより馴染みが薄い」という方も多いと思います。簡単に言うと、スープなしで麺とタレ・具材を丼の中で混ぜて食べるスタイル。名古屋発祥とも言われますが、今では全国各地に広まっています。
和田屋の鯖まぜそばが他と違うのは、主役が「鯖の旨み」にある点です。鯖節をベースに丁寧に引いたタレは、青魚特有の香りとコクが凝縮されていて、これが麺に絡んだときの満足感がとにかく段違い。
麺は早川製麺所さんと共同開発したオリジナル特注麺を使っています。全粒粉入りで小麦の香りがしっかりあり、鯖の風味と絶妙に合う。この組み合わせを完成させるのに、実は試作を何十回も繰り返しました。数字で言うと、麺の太さや加水率だけでも10パターン以上を試した末に今の配合に落ち着いています。
オープンから2年経った今、「鯖ラーメンがクセになって何度も来ている」という声をいただくことも増えました。それだけリピーターが多いメニューです。
コツ①:最初の「混ぜ」が魚介感を決める
まぜそばを食べるとき、多くの方が「とりあえず混ぜる」という感じでスタートします。でも実は、最初の混ぜ方に最大のポイントがあります。
まず丼が来たら、すぐに混ぜないでください。少しだけ全体を眺めてほしい。鯖のタレ、トッピング、麺が層になって盛られているのが分かるはずです。ここで大切なのが、「底から持ち上げるように大きくかき混ぜること」。
細かくかき混ぜると、タレが麺全体に行き渡る前に混ざりすぎて、風味が均一になってしまいます。まず大きく5〜6回ほど底から混ぜて、タレを全体に行き渡らせる。その後、少し細かく混ぜて仕上げる。この「大→小の2段階ミックス」で、鯖の旨みが麺の一本一本にしっかり絡まります。
実際にお客様に食べ方をお伝えすると、「混ぜ方を変えただけで全然違う!」という反応をいただくことが多い。せっかく来てくださったなら、最高の状態で楽しんでほしいので、初めて来られた方には積極的にお伝えするようにしています。
コツ②:「食べ進める順番」が香りの層を引き出す
まぜそばは最後まで同じ味というわけではありません。食べ進めるほどに、底に溜まったタレが濃くなり、魚介の香りが変化していく。これを意識するだけで、一杯の中で複数の味わいを楽しめます。
おすすめの食べ進め方は3段階です。
- 序盤(最初の1/3):タレと麺が絡んだ最初の風味を楽しむ。ここでは鯖の香りが柔らかく鼻に抜けます。
- 中盤(真ん中の1/3):トッピングの具材が崩れてきて、旨みが複雑になってくる場所。魚介のコクがどんどん重なっていきます。
- 終盤(最後の1/3):丼の底にタレが濃縮された状態になります。ここが一番魚介感が強く出るゾーン。麺も少し馴染んでモチッとした食感になっています。
この段階を意識しながら食べると、一杯のまぜそばで3通りの魚介感が楽しめます。これ、ぜひ試してみてください。
✓ ここまでのポイント
- 鯖まぜそばは麺・タレ・トッピングの層構造があり、「大→小の2段階ミックス」が魚介感を最大化する
- 食べ進める順番を意識すると、序盤・中盤・終盤で異なる香りと旨みの変化が楽しめる
- 早川製麺所との共同開発による全粒粉入り特注麺が、鯖の風味を引き立てる土台になっている
コツ③:「追い飯」で魚介の旨みを最後まで使い切る
まぜそばの文化には「追い飯」という習慣があります。麺を食べ終えた後、丼に残ったタレにご飯を入れて混ぜて食べるスタイルです。これ、和田屋でもぜひやっていただきたい。
鯖のタレは、麺を全部食べた後の丼の底にまだ旨みがしっかり残っています。ここにご飯を投入すると、鯖の魚介感をギュッと濃縮したリゾット風の一品になります。「もう一品食べた」くらいの満足感があります。
追い飯は店頭でご提供しています(有料・少量から対応可)。実はこれが目当てでリピートしてくれるお客様もいるほど。学生さんにも好評で、コスパのよさと満腹感を両立できる食べ方として定着しています。「学生でも満足できるボリュームと価格」という声をいただくのも、この追い飯文化があってこそかもしれません。
ちなみに、仕事帰りのちょい飲み後に鯖まぜそばを〆で食べるお客様も多いのですが、追い飯をするとしっかり締まる感じがするとも言われます。お腹の満足度という意味でも、ぜひ活用してほしい食べ方です。
「鯖ラーメンがクセになって何度も来ている」
30代・男性
「飲んだ後にちょうどいい味でリピートしている」
20代・会社員
3つのコツで、一杯がまるで変わる
まとめると、鯖まぜそばの魚介感を最大限に楽しむコツはこの3つです。
- コツ①:最初は「大→小の2段階ミックス」でタレを全体に行き渡らせる
- コツ②:序盤・中盤・終盤の味の変化を意識しながら食べ進める
- コツ③:麺を食べ終えたら追い飯で魚介の旨みを最後まで楽しみ尽くす
津田沼一筋20年の飲食経験の中で、ラーメン専門店として向き合い始めたのはまだ2年ほどですが、この鯖まぜそばには特に思い入れがあります。あっさり系の鶏清湯らーめんと並んで、「津田沼では珍しい」と言っていただける一杯に育ちました。千葉テレビでもご紹介いただく機会があり、少しずつ認知が広がっているのを実感しています。
JR津田沼駅北口から徒歩3分、22時半ラストオーダー(太麺・まぜそば類)で営業しています。ランチはもちろん、仕事帰りや試合観戦帰りのロッテファンの方にも気軽に立ち寄っていただいています。
「まだ食べたことない」という方も、「もっと美味しく食べたい」という方も、ぜひ一度足を運んでみてください。3つのコツを知った上で食べると、きっと最初の一口から違いを感じていただけると思います。
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