なぜ鶏清湯は派手さより余韻を大切にしているのか

あれこれ

梅雨が明けてから、妙に「さっぱりしたものが食べたい」と感じる日が続いていませんか。脂っこいものが続いたあとや、暑さで食欲が落ちているとき、ふとそう思うことがあると思います。そういう日のランチに、どんな一杯を選ぶかって、意外と大事なんですよね。

津田沼の「らーめん和田屋」店主の柳田です。今日はちょっとだけ、鶏清湯というスープへの考え方と、うちの一日の流れをお話しさせてください。「なんでこんな地味なスープにこだわるのか」という問いに、少し正直に答えてみようと思って書きました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 津田沼周辺でランチにおすすめのラーメン店を探している方
  • ✅ 油っこくなくあっさりしたラーメンが食べたい方
  • ✅ 「鶏清湯」というスープが何なのか気になっている方
  • ✅ 一人でも気軽に入れるラーメン屋を探している方
  • ✅ 昼ごはんで本物の味をちゃんと楽しみたい方
なぜ鶏清湯は派手さより余韻を大切にしているのか | らーめん和田屋

朝8時。スープの「余韻」はここから始まる

開店は11時半ですが、私の一日は朝8時台にはもう始まっています。仕込みの中心は、やっぱりスープです。

鶏清湯というのは、鶏ガラや丸鶏を使った澄んだスープのことです。豚骨のように白濁させず、旨みだけをじっくりと引き出すやり方。見た目は地味です。透き通っていて、色も薄い。「え、これで本当に味あるの?」って最初に見る人は思うかもしれない。

でも、それが狙いなんです。

私が津田沼でこれまで経験してきた飲食の現場——居酒屋、バー、カフェ、ハンバーグ屋——どのジャンルでも共通して感じたのは、「派手に決まる料理」より「後から思い出す料理」の方が、人の記憶に残るということです。

鶏清湯は、そういうスープだと思っています。一口目より、食べ終わったあとにじわっと来る。スープを飲み切ったあと、ふっと鼻に抜ける鶏の香りと旨み。それが「余韻」です。その余韻こそが、このスープの本当の個性だと思って、毎朝仕込んでいます。

火加減はずっと目が離せない。沸騰させてしまうとスープが濁る。かといって弱すぎると旨みが出ない。この「絶妙なところ」を保ちながら、スープが仕上がるまで付き合い続けるのが、朝の一番大事な仕事です。

11時半のランチ。「地味なスープ」を選んでくれる人たちへ

開店と同時に、ランチのお客さんが来てくれます。津田沼駅北口から歩いて3分という立地もあって、会社員の方や学生さんがさっと入ってきてくれる。ありがたいことです。

ランチタイムに特によく出るのが、鶏清湯らーめんと特製醤油ラーメンです。

あっさりしたスープって、「ランチに向いている」と個人的に思っています。午後も仕事や勉強がある人が、昼に脂っこいものをがっつり食べると、午後に眠くなりやすい。でも鶏清湯なら、食べ終わってもすっきりしている。それでいて、ちゃんと満足感がある。これ、実は難しいバランスなんです。

麺は早川製麺所さんと一緒に開発したオリジナルの特注麺を使っています。全粒粉入りで、小麦の香りがしっかりある。スープが繊細な分、麺の風味もちゃんと感じてほしくて、この麺を選んでいます。あっさりしたスープと、香りのある麺。この組み合わせが、食べ終わったあとの余韻を作っているんだと思っています。

「津田沼でラーメン食べるならここに来るようになった」という声をいただいたとき、正直すごく嬉しかった。津田沼にはいろんな飲食店がありますから。その中で「ここ」と決めてもらえるのは、本当にありがたいことです。

✓ ここまでのポイント

  • 鶏清湯は透き通った澄んだスープ。派手さより「食べ終わったあとの余韻」を大切にしている
  • 早川製麺所と共同開発した全粒粉入り特注麺が、あっさりスープに豊かな香りを加えている
  • ランチタイムに鶏清湯を選ぶと、午後も体が軽くすっきり満足できる

昼営業が終わったあと、次の仕込みへ

15時半にランチ営業が終わると、次のディナーに向けた仕込みが始まります。スープの状態を確認して、麺の在庫を確認して、揚げ物の仕込みをして。この時間帯が、実は一日の中で一番「自分の時間」に近い感覚があります。

津田沼でいろんな業態の飲食店をやってきて、気づいたことがあります。どのジャンルでも、仕込みをさぼった日は必ず味に出る。ラーメンも同じです。スープは正直で、手を抜いた日は余韻が薄くなる。だから、ランチが終わってもなんとなく気が抜けない。

この仕込みの時間に、たまに常連さんから「今日はどんなメニューが出てますか」なんて連絡が来たりする。そういう小さなやりとりが、続けていく励みになっています。

「ロッテファン同士で自然に会話が生まれるのが楽しい」

常連のお客様より

この声、読むたびにちょっと嬉しくなるんですよね。千葉ロッテマリーンズを応援するお客さんが結構多くて、試合の日は特に盛り上がります。初めて来た方同士が、スープをすすりながらロッテの話で盛り上がっている光景、たまに見かけるんですが、それがまたいい雰囲気で。ラーメンって、そういう「場」を作れる料理だなと思っています。

夜営業。〆の一杯と「余韻」が重なる時間

17時からディナーが始まります。夜は昼より少しゆったりした雰囲気で、お酒を楽しむお客さんも増えてきます。飲んだあとの〆に来る方も多い。

飲んだあとに鶏清湯らーめんを頼む方は、結構多いんです。「胃に優しくて、でもちゃんと旨い」というのが選ばれる理由だと思っています。味が濃すぎず、脂が重すぎず、でもスープを飲み干したくなる。これが、余韻を大切にしたスープの真価が出る瞬間だとも思っています。

夜は23時半まで営業しています(太麺のまぜそば・つけ麺・揚げ物類は22時半ラストオーダー)。仕事帰りに立ち寄れる時間帯まで開けているのは、津田沼で20年やってきた中で「この時間に食べたい人がいる」とわかっているからです。

千葉テレビさんに取り上げていただいたり、プロ野球選手の方に来ていただいたりすることもありましたが、結局一番嬉しいのは「また来ました」と言ってドアを開けてくれるお客さんの顔を見るときです。

ランチこそ「余韻のある一杯」を選んでほしい

この記事を読んでくださっている方の中に、「津田沼でランチに行けるラーメン屋を探している」という方がいたら、ぜひ一度来てみてください。

派手さのあるスープは、食べているときは興奮するけれど、翌日には記憶が薄れていることが多い。でも余韻のある一杯は、何かのタイミングで「またあれが食べたい」とふと思い出す。そういうラーメンを、ランチで体験してほしいんです。

11時半から15時半まで、JR津田沼駅北口から歩いて3分のところにあります。一人でも気兼ねなく入れる20席の店内で、全粒粉入りの特注麺と、澄んだ鶏のスープをぜひ味わってみてください。

「一人でも入りやすくて通いやすい」

常連のお客様より

一人でふらっと入れる雰囲気を大切にしているので、初めての方もどうぞ気軽に。ランチでも夜でも、「こんな一杯があったのか」と思ってもらえたら、それが一番うれしいです。

メニューの詳細はこちらからどうぞ。→ メニュー

はじめてご来店の方は、こちらから道順を確認できます。→ 店舗までのルート

ランチでもディナーでも、柳田とスタッフ一同、お待ちしております。

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