正直に言うと、最初は「まかないに出すつもりなんてなかった」んです。
鯖まぜそばをメニューに加えたのは、津田沼ではあまり見かけない「あっさり系」だけでなく、個性のある一杯も揃えたいという思いからでした。開発の段階では何十回とレシピを試して、やっと納得のいる一杯に仕上がった。それなのに最初の数週間、注文がほとんど入らなくて——。
「このままお蔵入りにするのか」と半ばあきらめかけたとき、賄い飯として出してみたことが、すべての転換点になりました。その話を今日は書かせてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 津田沼で一人でも気軽に入れるラーメン店を探している方
- ✅ まぜそばってどんな味か気になっているけど、まだ食べたことがない方
- ✅ 学生でも財布を気にせず満足できる店を知りたい方
- ✅ ランチや仕事帰りにサクッと食事を済ませたい方
- ✅ 「行ったことないけど一人でも入れる?」と不安な方

「まかないに出したら、誰も残さなかった」——失敗から気づいたこと
私、柳田は津田沼で20年以上、居酒屋・バー・カフェ・ハンバーグ屋と、いろんな飲食店を渡り歩いてきました。それだけ経験を積んでも、新しいメニューの立ち上げは毎回緊張するものです。
鯖まぜそばのレシピを固めるまでに費やした時間は、鶏清湯ラーメンの開発とは比べものにならないくらいかかりました。鯖の旨みをどこまで前に出すか、脂のバランスをどう整えるか、麺との絡みをどう計算するか。試作を重ねるうちに「これは絶対いける」と確信した一杯に仕上がったはずだったんです。
ところがメニューに並べてみると、なかなかオーダーが入らない。「鯖」という言葉に構えるお客様が多かったのか、まぜそばというスタイル自体が馴染みのない方には頼みにくかったのか——。今思えば「伝え方」の問題でした。
そこで、あるランチ前に余った試作分をスタッフのまかないに出してみたんです。「食べてみて、素直に感想を言ってくれ」と。結果は予想外でした。全員が黙って完食して、そのあと一人が「店長、これ普通に好きです」と言ってくれた。それからは「今日のまかない、鯖まぜそばですか?」と聞いてくるスタッフまで出てきた。
まかないって、誤魔化しがきかないんですよね。味に飽きたら残すし、嫌いなものは食べない。それでも誰も残さないというのは、「本当においしい」という証明だと私は思っています。
「鯖まぜそばってどんな一杯なんだろう」と気になりながら、まだメニュー全体を把握できていないかもしれません。鯖まぜそば以外にも、極み昆布水つけ麺や鶏清湯らーめんなど、和田屋のラインナップをまとめて確認できます。
なぜスタッフを虜にしたのか——麺とタレのこだわり
まかないで評判になったきっかけをたどると、やっぱり「麺」の存在が大きい。早川製麺所さんと一緒に開発したオリジナルの特注麺は、全粒粉を配合していて、小麦本来の香りがしっかりある。まぜそばのようにタレと直接絡む食べ方だと、麺自体の個性がそのまま出るんです。
鯖の旨みを凝縮したタレは、重さを感じさせずにしっかりとコクがある。「鯖が苦手」とおっしゃっていたスタッフでさえ「これなら食べられる」と言ったほど、後味がすっきりしているのが特徴です。まぜそばにありがちな「こってりで最後まで食べ続けられない」という問題を、この麺とタレのバランスで解消できたと思っています。
開発段階での失敗があったからこそ、この配合にたどり着けた。試作を重ねた苦労が、まかないで報われた瞬間でもありました。
✓ ここまでのポイント
- 鯖まぜそばは最初の反応が芳しくなかったが、スタッフのまかないで「誰も残さない一杯」として評価が逆転した
- 早川製麺所との共同開発による全粒粉入り特注麺が、鯖タレとの絡みで唯一無二の味を生み出している
- 鯖が苦手な人でも食べやすい後味の軽さが、幅広いリピーターを生んでいる
「津田沼駅北口から徒歩3分」と書いても、初めてだと場所が頭に入りにくいですよね。地図アプリでルートを開いておけば、当日迷わずそのまま来店できます。
「一人で入れるかな」という不安を持っていたお客様が、今や常連に
まかないで火がついてから、スタッフが「知人に勧めた」「SNSで話した」という口コミで少しずつ鯖まぜそばへのオーダーが増えていきました。そして気がつくと、今まであまり来ていなかった層——学生さんや、一人でふらっと来るお客様——が増え始めていたんです。
津田沼駅北口から徒歩3分という立地もあって、「ちょっと寄ってみようかな」という気軽さで入れるのが当店の強みだと思っています。店内は20席で、カウンター席もあるので一人でも自然にくつろげる。「一人で入るのが気まずいかも」と感じる必要が、構造的にないんです。
特に嬉しかったのは、学生のお客様からの反応でした。
「学生でも満足できるボリュームと価格」
学生のお客様より
この声を聞いたとき、「ああ、ちゃんと届いたな」と思いました。ラーメン一杯1,000円前後で、まぜそばとしての満足感をしっかり出す。そのバランスを大事にしてきたことへの答えだと感じています。財布を気にしながらでも「ここに来てよかった」と思ってもらえる店でありたい、というのは20年間変わらない私の信念です。
「鯖ラーメンがクセになって何度も来ている」
常連のお客様より
「クセになる」というのは最高の褒め言葉です。それはつまり、食べ終わった後にもう一度食べたくなる何かがある、ということ。まかないで誰も残さなかった理由と、きっと同じところにあります。
「一人でも入りやすい店」は、意図して作った
実は、店づくりの段階から「一人でも入りやすいこと」を相当意識していました。居酒屋やバーを経験してきた私にはわかるんですが、一人で扉を開ける瞬間って、案外勇気がいる。特にラーメン屋さんは「常連が多くてアウェー感がある」「男性客ばかりで入りにくい」という声をよく聞きます。
それを解消するために、店内の明るさ・スタッフの声かけのタイミング・席の配置まで、細かく考えました。一人で来ても隣を気にせず食べられる空間設計と、過度に話しかけすぎない接客のバランス。女性のお客様が一人で来てくださるようになったのは、そういう積み重ねのおかげだと思っています。
鯖まぜそばがまかないで人気になったのと同じで、「実際に使う人が快適かどうか」を最優先にした結果が、今のお店の雰囲気に出ているんだと思います。
まとめ——まかないで証明された一杯を、ぜひ自分で確かめてほしい
鯖まぜそばがまかないで人気な理由、改めて整理すると「誤魔化しがきかない食べ手に選ばれた」という一点に尽きます。特注麺とのバランス、鯖タレの旨みと軽さ、満足感を損なわない価格——そのすべてが、食べた人の「また来たい」につながっています。
JR津田沼駅北口から歩いて3分。一人でふらっと立ち寄れる距離です。「気になってたけど入るのが少し不安」という方こそ、まずカウンターに座ってみてください。鯖まぜそばを一口食べた瞬間、その不安はどこかへ行くはずです。
ランチは11時30分から、夜は23時30分まで営業しています(太麺のまぜそばは22時30分ラストオーダー)。平日も週末も、気が向いたときに来てもらえる店でいたいと思っています。
「一人でも入りやすい店かどうか」は、メニューの顔ぶれを見るとなんとなく伝わってきます。値段帯・ラインナップを事前に確認してから来店すると、入り口の緊張感がぐっと減ります。


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