結論から言うと、昆布水につけた麺は「締めの前」と「後」で、まったく別の食感になります。それが和田屋の極み昆布水つけ麺を、一度食べたら忘れられない一杯にしている理由のひとつです。
こんにちは、らーめん和田屋の柳田です。津田沼で20年、いろんな業態の飲食店をやってきましたが、ここまで「仕込みの工程に手をかけている麺」は、自分のお店以外で出したことがありません。今回は、麺締めというひと手間に何が起きているのかを、お伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 昆布水つけ麺を食べたことがあり、もっと深く知りたい方
- ✅ 津田沼で「また来たくなる店」を探している方
- ✅ ラーメンの仕込みやこだわりが気になる方
- ✅ 食感や素材の違いを楽しみながらごはんを食べたい方
- ✅ 行きつけのお店として和田屋を検討している方

麺締め前の状態。茹でたてはまだ「完成」じゃない
麺を茹で上げた直後の状態を、想像してみてください。もちっとした弾力があって、表面はやわらかく、小麦の香りがふわっと漂う。それはそれで美味しいのですが、和田屋のつけ麺に使う麺は、その状態のまま出しません。
早川製麺所さんと共同開発したオリジナルの全粒粉入り特注麺は、茹で上げた直後はまだ「ポテンシャルを持て余している」状態です。表面に水分が多く残っていて、昆布水と馴染むための準備ができていない。このまま昆布水に浸しても、麺が水分を吸い過ぎてしまうんです。
麺に個性があるぶん、扱い方も丁寧じゃないといけない。茹でて終わりではなく、そこからひと手間かける。これが締めの工程です。
麺締めの話を読んで、「実際どんなメニューがあるんだろう」と気になり始めた方へ。極み昆布水つけ麺をはじめ、和田屋のラインナップをまとめてご覧いただけます。見ておくと、来店時に迷わず注文できます。
麺締め後の変化。触れただけで分かるほど違う
締めた後の麺は、触れた瞬間から違います。表面が引き締まっていて、持ったときにしっかりとした重さがある。ぐにゃっとしていた感触が、きゅっと整った感触に変わっています。
この状態になって初めて、昆布水の中に入れます。締まった麺は、昆布の旨みをゆっくり、均一に吸い込んでいきます。表面が粗いままだと昆布水が浸透しすぎたり、逆に弾いてしまったりする。締めることで、麺と昆布水がちょうどいい距離感で馴染む状態になるんです。
和田屋では5種の昆布を使って昆布水を仕込んでいますが、その風味を最大限に活かせるのも、麺が正しく締まっているからこそです。和田屋の名物づくりへの密着記事でも触れていますが、昆布の配合と麺の状態は、常にセットで考えています。
✓ ここまでのポイント
- 茹でたての麺は昆布水と馴染む前の「準備段階」。締めることで初めて完成に近づく
- 締め後は表面が引き締まり、昆布の旨みを均一に吸い込める状態になる
- 麺の状態と昆布水の仕込みは切り離せない。どちらかが欠けてもこの食感は出ない
「他では食べられないクオリティ」と言われる理由
お客様からこんな声をいただいています。
「昆布水つけ麺が他では食べられないクオリティ」
常連のお客様
この声を読むたびに、正直ほっとします。麺締めという工程は、食べたときに「これが理由です」と分かるものじゃない。でも、そのひと手間が積み重なって「他では食べられない」という実感につながっているなら、やり続けてよかったと思えます。
昆布水つけ麺の開発中、極み昆布水の完成までにはいくつもの試行錯誤がありました。昆布の種類や配合だけでなく、麺の仕込み方、締め方のタイミング、昆布水に浸す時間——そのすべてを少しずつ調整しながら、今の形にたどり着いています。
津田沼でつけ麺を食べようと思ったとき、選択肢はそう多くない。そのなかで「また食べたい」と思ってもらえる一杯にするために、こういう地道なことを毎日続けています。
「行きつけ」になるのは、こういう積み重ねに気づいたとき
常連のお客様と話していると、「最初は軽い気持ちで来た」という方がほとんどです。仕事帰りに津田沼でご飯、駅から近くてふらっと入った——そういうきっかけです。
でも、何度か来てくださるうちに、「この麺、なんか他と違う」「毎回同じはずなのに、また食べたくなる」と気づいてくれる。その気づきのひとつが、麺締めによる食感の変化だったりします。
見た目では分からない。説明されても、食べてみないと実感しにくい。だからこそ、実際に来て食べてほしいと思っています。初めて昆布水つけ麺を食べたお客様の反応をまとめた記事もありますが、「想像と違った」という声が多いのも、この食感の話と無関係ではないと思っています。
JR津田沼駅北口から歩いて3分。ランチは11時半から、夜は23時半まで営業しています(太麺のまぜそば・つけ麺・揚げ物類は22時半がラストオーダーです)。目の前にコインパーキングもあるので、車でのご来店も問題ありません。
まとめ。麺締めは、「また来たい」を作るための工程
昆布水つけ麺の麺締めは、食べた瞬間に「これが理由です」と分かるものではありません。でも、その前後で食感はたしかに変わっている。茹でたての状態と、締めて昆布水と馴染んだ状態では、まったく別のものになっています。
「行きつけの店」を見つけるというのは、ひと口食べたときの「なんか違う」を積み重ねていくことだと思っています。その積み重ねの理由のひとつが、今日お伝えした麺締めの話です。
津田沼でのランチに、仕事終わりの一杯に、ぜひ一度来てみてください。食べてもらえれば、言葉よりずっとよく伝わります。
「津田沼で行きつけの店を見つけたい」と思ったら、まずは一度来てみることが一番の近道です。JR津田沼駅北口から徒歩3分、目の前にコインパーキングもあります。地図アプリでそのままルートを確認できます。


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